管理職に必要となるマーケティングスキルとは!?

いつも当メールマガジンをご愛読いただきありがとうございます。

皆様の会社では、マーケティングを実践していますでしょうか?

マーケティングと言いましても手法は多岐にわたるため、仕事を通して自然と携わっている方もいらっしゃることでしょう。

そもそもマーケティングとは、商品が大量かつ効率的に売れるように、市場調査・製造・輸送・保管・販売・宣伝などの全過程にわたって行う企業活動の総称です。
具体的には、顧客のニーズを探るための市場調査・分析、それらにもとづく商品企画・開発、開発した商品を知ってもらうための広告宣伝活動・プロモーション等を実施することです。

今回は、自社でマーケティングを実践するために何から取り組んでいくべきかお伝えさせていただきます。

マーケティングの基本的な考え方

マーケティングの全ての出発点は、「顧客のニーズや欲求」です。
「この商品を作ったから売ろう」という製品中心の考え方ではなく、「顧客は何に困っているのか?」「何を求めているのか?」という問いから始めます。顧客の視点に立つことが、成功の第一歩です。

そのうえで、顧客に『価値』を提供することがマストです。
単に商品やサービスを売るのではなく、それを通じて顧客の課題を解決したり、喜びや満足感を与えたりすることがポイントです。現代マーケティングにおいて最も重要な概念であり、この「価値」がなければ、顧客はわざわざお金を払ってまでその商品を選ぶ理由がなくなってしまいます。

この『価値』は顧客が決めるものですから、企業が「これは素晴らしい価値だ」と考えても、顧客がそう思わなければ、それは価値になりません。価値は、顧客が「感じる」ものであり、その判断は、『顧客が感じるコスト』に対して『顧客が感じる利益』の方が上回ることが重要です。

マーケティング戦略の7つのSTEP

前述した基本的な考え方を押さえることは重要ですが、実際に何から今度は手順について触れていきます。

 

1.マクロ環境分析

マクロ環境分析とは、自社ではコントロールできない、企業活動に間接的かつ長期的に影響を与える外部環境を分析することです。市場やビジネスを取り巻く大きな流れや変化を捉えることで、将来的な事業の機会(チャンス)や脅威(リスク)を予測し、経営戦略やマーケティング戦略を策定する上で不可欠な分析手法です。
代表的なフレームワークとしてPEST分析があげられます。


2.ミクロ環境分析

ミクロ環境分析とは、企業活動に直接的かつ短期的な影響を与える外部環境を分析することです。自社のビジネスに直接関わるステークホルダー(利害関係者)や、業界内の競争要因を詳しく調べて、具体的な戦略を立てるために行われます。マクロ環境分析が社会全体の大きな潮流(PEST)を捉えるのに対し、ミクロ環境分析はより身近な競争環境に焦点を当てます。
代表的なフレームワークとして3C分析があげられます。


3.内部環境分析

企業が自社の内部資源や能力を客観的に評価することです。これは、自社の「強み」と「弱み」を明確に把握するために行われます。外部環境(市場や競合)の分析と組み合わせることで、自社が持つ独自性を活かした競争戦略を立てるための重要な基盤となります。
代表的なフレームワークとしてSWOT分析があげられます。

4.戦略策定

企業や組織が目標を達成するために、将来の方向性を定め、具体的な行動計画を立てるプロセス全体のことです。これは単なる「計画」ではなく、外部環境と自社の状況を深く分析し、限られた経営資源をどこに、どのように配分するかを決定する、意思決定のプロセスです。


5.戦略分析

企業が目標を達成するために立てた戦略が、どれだけ効果的であるかを評価するプロセスです。


6.KSF設定

その業界で競争優位を築き、目標を達成するために不可欠な要素のことです。これは、特定の市場や業界で成功している企業が共通して満たしている条件と言えます。例えば、家電業界では「高い技術力」「強力なブランド力」「効率的な生産体制」などがKSFとなり得ます。


7.実行計画の立案

戦略策定の最終段階として、実行計画の立案は、立てた戦略を現実の行動に落とし込み、具体的な成果へと結びつけるための重要なプロセスです。どれほど優れた戦略であっても、実行されなければ意味がありません。実行計画は、戦略と現場の行動をつなぐ「橋」のような役割を果たします。

管理職たるもの、フレームワークを覚えましょう!

7つのSTEPで記述しましたが、マーケティング戦略を実践するうえではフレームワークを活用し、自社、市場、競合の分析を行うことが必須です。

フレームワークとは、直訳すると「骨組み」「枠組み」という意味です。ビジネスにおいては、特定の課題や目的を達成するために、思考や分析、問題解決を進めるための共通の「型」や「考え方の枠組み」を指します。

下記がまず覚えていただきたいフレームワークになります。

1)PEST分析

PEST分析とは、自社を取り巻く外部環境を分析するためのフレームワークです。これは、企業がコントロールできないマクロな要因を、以下の4つのカテゴリーに分類して整理・分析する手法で、主に経営戦略やマーケティング戦略の策定に役立ちます。

【目的】
 ・市場の将来性や動向を予測する
 ・潜在的な「機会」と「脅威」を発見する
 ・より効果的な事業戦略・マーケティング戦略を策定する

2)3C分析

3C分析とは、顧客(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)の3つの要素を分析し、戦略を立てるのに役立ちます。

【目的】
3C分析の最大の目的は、自社の強みを活かしつつ、顧客のニーズを満たし、競合にはない独自のポジションを築くことです。これにより、効果的な事業戦略を立てることが可能になります。

3)SWOT分析
SWOT分析とは、企業や事業の現状を客観的に把握し、今後の経営戦略や事業戦略を立てるためのフレームワークです。SWOTの4つの要素(強み、弱み、機会、脅威)の頭文字を取ったもので、これらの要素を「内部環境」と「外部環境」に分類して分析します。

【目的】
SWOT分析の主な目的は、強みを活かし、弱みを克服し、機会を最大限に利用し、脅威を回避するための具体的な戦略を導き出すことです。単に4つの要素をリストアップするだけでなく、それぞれの要素を組み合わせて戦略を考える「クロスSWOT分析」を行うことが非常に重要になります。

フレームワークを学べる『不動産・賃貸会社向け幹部社員研修 1日集中コース』

今回は少し言葉だけでお伝えするのが難しい内容だったかと思います。

フレームワークを覚えるには実践あるのみです。

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不動産業界は寡占化が進み、生き残りをかけた戦いが始まっております。
自社が勝ち残るためには、幹部以上がマーケティングスキルを身に着ける必要があります。

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【当日のプログラム】
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